• ネットショップを開設するならBASE
  • shopping cart
世界の布を楽しむ東京ポーチとミャンマーパンツのネットショップです。 世界を旅して見つけた、いろんな国の布たち。 旅のときめきを、いつでも使えるポーチにしました。 ストラップがついて、クラッチにもポーチにも。 
 
Clutch pouch from Tokyo. Textile of each country.



Blog きじたび日記

2018/07/02 13:07

15年ぶりにタイ・バンコクに行ってきました。タイの生地といえば、タイシルクのジム・トンプソンが有名。 お土産の定番です。

ジム・トンプソンは1906年生まれのアメリカ人。NYで建築家として働き、34歳で米陸軍に入り、第2次世界大戦後に赴任先のタイに永住。タイシルクの美しさに魅せられ、その普及に没頭。

デザイナーとして、染織家として、実業家として才能に恵まれ、タイシルクの名を世界に広めました。

今回の旅では、彼が住んでいたジム・トンプソンハウスを訪れました。サイアムという渋谷や銀座を足したような街のど真ん中に、突然美しい家と庭園が、、、 ジム・トンプソンハウスはタイの建築様式を取り入れたチーク材の古い家を6軒あつめて作られたもの。

東南アジアの熱帯を感じさせる建築に、洗練されたインテリアと骨董品。まさに私の理想の家! 


こちらは裏の玄関口。表玄関は川に面していて開放的なリビングに直結。中の写真は撮れないので、外から)

彼は休暇におとずれたマレーシアで、散歩に出たまま行方不明になっているそう。人生の後半に、何を思い、タイで過ごしたのか。軍人(しかもスパイ?)から実業家への転身、謎の失踪まで、ドラマティックでミステリアスな人生。サムセットモームの小説に出てきそうな話ですね。

見学記念に案内冊子。中にはレストランもあって、オススメだそうですよ。私はマンゴジュース1杯いただいて、200バーツ。このあとトゥクトゥクのおじさんに7バーツの水をおごってもらって相場を知る。ここはタイの中でも別世界。)

(運河に面したリビング。運河の向こうには、シルク職人達が住んでいて、川をわたって仕事をしに行ってたそうです)


バンコクにはジム・トンプソン店舗がいくつかあり、本店ではシルクを使ったバックやスカーフだけでなく、インテリアファブリックや生地も販売していました。生地はだいたい1500バーツ/ M!

お店も上品で洗練されており、高級デパート〜ハイブランド価格だけど素敵! ベットリネンなどはため息ものです。


ジム・トンプソン本店。1-2フロアがバックやスカーフや生地にカフェ。3-4フロアがカーテンやベットリネンにクロスのファブリック)


買い物するとこの袋に入れてくれます)

タイっぽい象の柄のシルク生地を買いました。


(象さんシルク。美しい光沢と完成されたデザイン)



(シンプソンハウスはどこを切り取っても美しい空間)

Tokyo Pouch

メールマガジンを受け取る